『平等』という言葉を押し立てて「差別をするな。同じ権利を与えよ。」と騒ぎ立てる人種がいる。
しかしこれほど日本的でない行動原理はないように思える。
なぜなら元々日本には他国と比べ理不尽な差別が少ないからだ。
強烈な一神教世界でもなく、誤謬世界観に基づく共産主義でもなく、自由な民主主義国家で独裁者もいないからだ。


近年とみに「『同性婚』や『夫婦別姓』の権利を認めよ」など性的な部分において差別と主張する人たちが増えている。
それらは『自由』に基づく『多様性』でありまるで人類共通の『権利』であるかのように主張する。

『自由』を持ち出して多様性を主張し、その一方で『平等』を持ち出し差別をなくせと言う。
『自由』と『平等』は本来正反対の主張だ。自由は平等を否定し平等は自由を否定する。

だのになぜ正反対の言葉で同じ主張をするのだろう？それは自由も平等も『差別』を批判する為に歪めて利用しているからだ。

『同性婚』を認めないのは平等を認めない差別であり、夫婦別姓を認めないのは自由を認めない差別であるというものだ。

実に馬鹿げた話だが、同性婚も夫婦別姓も現実的には自由である。法で罰則を決めているわけでもない。
逆に法で規定されていないから法的なルールに縛られない分、当然の如く権利もない。ただそれだけの事だ。

このような人達の主張の根拠は実に馬鹿げたもので、

「ある人が差別を受けたと感じたらそれが差別なのだ」

この無茶苦茶な唯我独尊・幼児性むき出しのわがままにある。

ここには何一つ客観的視点はない。こんな抗議をされてはたまったものではない。
弱者に冷たいと言われようが人非人と言われようが変態と言われようがかまわない。
こういう輩には
「頑張って法律を変えなさい」といってやる。ついでにアホ！と加えよう。

同性愛を病気と発言した人が思いっきり叩かれてるが間違いではあるまい？
変態と言ったらもっと叱られそうだが普通の感覚から言えば言葉通り変態だろう？
キット本人たちが一番よくそのことを知ってるんじゃないだろうか？
ならそっとしておいてあげる方が言いだろう。

この私の発言で「差別を受けた」と感じたら差別になるのか？もしそれが正しければ、

同性愛は一種の病気だと思う。それを昔から変態と呼んでいた。と思っている私は、
正しいと信じた発言を否定される『差別』を受けたことになる。

盲人を「目の見えない人」と言い換え、
強姦を「強制性交」と言い換えて当然の行為と感じるメディアの記者達は、
私に言わせえればナイーブに過ぎる明らかな変態記者としか思えないのだ。

ああっそうだ、
北海道のアイヌ協会は「私はアイヌだ」と言えばみなアイヌに認められると聞いた。

やってるのは似た人たちなのだろうな。