2020年6月21日

不正アンケート

FNN(フジニュースネットワーク)と産経新聞によるアンケート調査というのが時々取り上げられ、その結果を聞いて首をかしげながら、「どうせいい加減な調査方法で出鱈目な結果を捏造して流しているのだろう」そう思っていた。

あまりにも現実の感覚とかけ離れていたからである。あきらかに政権側に不利な数字に改変されていると感じていた。
そう感じながらも、これまでの経験からそれが明るみに出ることはないだろうと思っていたら、不正行為が明らかになってびっくり!

 

 このアンケートは「政治」をテーマにほぼ毎月行われるもので、全国の18歳以上の男女およそ1,000人を対象に、コンピューターで無作為に選ばれた固定電話と携帯電話の番号に電話して調査したもの。
この作業を請け負ったアダムス社は、約半数の調査を下請けの日本テレネットに再委託してそれぞれおよそ500件ずつ電話して調査していた。
今回の調査で日本テレネットの社員が、実際には電話をしていないにもかかわらず「電話をした」として一部架空のアンケート結果が入力されていたことが判明。
架空のアンケートが入力されていたのは、14回の調査のすべてのサンプル数のうち、およそ17%分だった。

 

それにしても産経新聞の担当者はアンケートの結果を見て、その数字を不審に思わなかったのだろうか?

 

実を言うと不正な調査にはそんなに驚かない。それより、
その数字に疑問っ持たず発表した産経新聞社に驚いている。
それと調査件数が1000件と少ないことにも驚いている。

 

「次の総理にふさわしいと思う人」という質問の解答で
石破氏は首相の18・8%をやや下回る18・5%で2位を確保。
いやいや、こんな僅差のはずがない。
これを疑問に思わない産経新聞社員がいることに驚いている。

産経新聞だけはまだ信じられると思っていただけに残念である。

 


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