2020年5月6日

いい加減に『政治パフォーマンス』はやめろ!

 どうやら日本のコロナは西欧のようなパンデミックにはならずに済むかもしれないという安堵感が漂ってきた。とはいえこれまでのダメージは大きい。
 そこで小池東京都知事は、窮地に陥った中小企業に上限100万円の支援をしてきたが追加支援を行うと発表。
しかしこれは潤沢な税収のある東京だけに可能なこと。地方の中小事業者はどうすればいいのだ?

このような全国規模で対応すべきことを東京都単独で行うのは不見識極まりないパフォーマンスでしかない。

 

 そもそも築地移転をやり玉にあげ都知事選に勝ちはしたものの、何一つ改善もできず何千億もの無駄遣いを敷いた張本人。
あの時の都知事選がいかにレベルの低いものだったかよくわかる。
 一見知的風貌(?)の反日ニュースキャスター鳥越俊太郎がさっそうと登場し、過去の醜聞を暴かれ、演説ではしどろもどろの発言で生き恥を晒した。
そのおかげで、自民候補がかすんでしまって小池氏を援護射撃する形になった。
 元知事の石原慎太郎まで息子の応援のつもりで『厚化粧の大年増』と発言し返り討ちを食らい、小池氏にエールを送る形になってしまった。
振り返って見ても東京都は自民党にとって鬼門かもしれない。

 

 結局築地の移転問題は小池氏の無智から来たもので、何一つ得るところなくうやむやにされてしまった。
まったく、選挙には強いがただそれだけの政治屋で政治家としては3流以下。山本太郎とそん色ない無智無能なポピュリストだろう。

 

 東京、大阪といった大都市は人口が集中していて自治体の長は国民の支持を得ていると勘違いしてしまう。だがあくまでも一自治体の長でしかない。
 今回のコロナ震災のような国家的惨事には国政と一体となって戦わなければならない。
自らの政治パフォーマンスのチャンスなどと勘違いしてもらっては大迷惑である。

 

 死に体だった菅直人が、東日本大震災を失地回復の足場にしようとして、余計なパフォーマンスを繰り返し被害を大きくした。二度とあのような真似をしてはならない。

 小池氏はすでに築地で大失敗をしているのだからなおさらである。
菅直人や鳥越俊太郎のような生き恥をさらしたくなければ、パフォーマンスではなく熟慮を重ねた提言を政府に送るべきだろう。

都知事の発言の影響は大きい。
東京都民は選挙に行けよ!
真面目に投票しろよ!
もうすぐだぞ!


コメント(1)

  1. 大阪の婆さんより 

    全員とは言いませんが、日本国中でも、世界の国々でも、大統領や首相を初め各地の知事さんや市長さんが、新型コロナを大きなネタにして、次の選挙にも自分が当選するために頑張っています。
    東京の小企業は100万円貰えていいなぁ!
    大阪も婆さんだけでも、せめて13万円位でも何とかならないものかねぇ!

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