2019年9月7日

『渚にて』

 その昔「渚にて」という、一見ロマンス映画のような名前で、核戦争後の世界を描いた恐ろしい映画がありました。
騒然としている今の世界が、果たしてそのようにならないという保証はどこにもありません。

 ムンジェインがGSOMIAを破棄し、在韓米軍の返還を要求した。まるで自分の首を絞めているようなものです。
 ここまであからさまな『反米政策』を執るのは、いくらムンジェインと言えど『自己破滅』的すぎる政策だろうと思っていたのだがその訳が分かりました。

その理由は、
一気に噴き出したチョ・グク次期法相候補の
見もふたもない不法な身内びいき行為にある。


 情治国家で娘を不正に優遇すると、熾烈な学歴社会の韓国では国民の怒りに一気に火が付く。
現に前大統領・朴槿恵は友人の娘を優遇した責任を問われ牢獄行きとなった。
(検察のでっち上げと判っても一切無視されている。国民も知らされてないのだろう)


 このままではムンジェイン政権も朴槿恵と同じく崩壊してとうぜんである。
 それを恐れたムンジェインが、焦りから『一か八か』の対日・対米同時挑発という暴挙に出たとみるのが正しいのだろう。
上手く行けば「危機感を抱いた国民の反日感情に訴え、統一に向けて団結させることが出来る」と踏んだのだろう。

 

 元々ムンジェインは、チョ・グク氏を法相に据え、勝利を約束されている来年の国会議員選挙の後、独裁体制を完璧なものにして、強硬的に『南北統一』を進めるつもりだった。
 ところがチョ・グク氏のスキャンダルで、手中に収めていたはずの検察が反旗を翻し、完成が目の前であった『統一準備国家構想』が崩壊しそうになっている。

チョ・グクのスキャンダルはムンジェインダムの蟻の一穴

 

いや検察が反旗を翻した時点でもう勝負はあったのだ。この構図は、ムンジェインが朴槿恵政権を弾劾した構図と全く同じなのだから、いくら鉄面皮の認知症でもとぼけ通すことはできないだろう。
ムンジェインは法相任命を強行しようが取りやめようが結果は同じ。すでに進退は極まっている。

 

 

 普通の国家ならこうなる。ところが韓国人は普通ではない。理屈や道理などおかまいまし。
支持率が五割を切っているムンジェインの支持者の9割が法相就任に賛成と言われている。
この数字は正確ではないだろう。しかしこの数字が発表されるほど韓国内には北シンパが多いのだ。
つまり、一見ムンジェインを足蹴にしているように見える北朝鮮もまた『統一』そのものに未練があるということ。
仮に北朝鮮が拒否するようなことになれば、ムンジェインはロシアに縋りつくことになるだろう。

(要するに彼らは日本を見下せる立場にさえ成れれば後はどうでもいいのだ)

 

理屈や道理が通らない国の行方を予想することは不可能。
サイコロを振って丁・半どっちが出るか? そりゃあサイコロに聞いてくれ。

ただ一つだけ確かなことがある。
それは、ムンジェインがどちらの道を選ぼうが、
北朝鮮と統一しようがしまいが、
『韓国』という国はこの地上から消える。

 

韓国人は、日本海に向かって渚に立ち一人また一人と消えていく。

 

 

 


コメント(1)

  1. 渚の老婆より 

    何と言っても共産主義?の独裁国家とムン主主義の出来損ない国家で、一国二制度の輝かしい統一が出来ると信じている大馬鹿者(重症の気狂い)ですからなぁ☺️

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