パッキャオ再び登場!

あのパッキャオがキース・サーマンと7月20日に統一戦!

 もはやレジェンドの域に達した40歳のパッキャオは、一時期「少し衰えたかな?」という場面もあったのだが、昨年強打者ルーカ・スマティセをKOで下して、今年は才能ピカ一のエイドリアン・ブローナーをテクニックで下し、まるで蘇った不死鳥のように見える。
今なら「だれとやっても勝てる」とは言わないが、面白い試合にはなるだろう。

 

マティセをKOした時は目を疑った。ブローナー守勢に追い込んで翻弄したのは見事としか言いようがない。

 一方のサーマンはダニー・ガルシアとの統一世界戦で2対1の判定勝利。これは相手が強豪なので順当と言えば順当。
だがその後怪我をして2年近いブランクの後、今年1月ホセシト・にロペスに2:0(引き分け1)で辛勝しかろうじてWBAスーパーのタイトルを守ったもののあまり精彩がなかった。だがそれでも勝つ底力はある。

 欠点の少ない万能型かつスピードがあって手数の多いサーマンタイプはパッキャオにとってあまり相性はよくないかもしれない。
だがそれでもパッキャオなら期待を裏切らない試合を見せてくれるだろう。

 

 だがキース・サーマンは力の衰えを意識して、『最後のビッグマッチ』という意識があるかもしれない。となると彼にとっては試合をやることが目的で勝つことではなくなっているかもしれない。

 もしキースサーマンにかつての自信があれば、ウェルター級にはスペンス、クロフォードというパウンドフォーパウンドに名を連ねる相手がいる。彼らと雌雄を決するべきだろう。

 

だから試合予測は、希望を込めて、サーマンの大ぶりのパンチをかいくぐって「パッキャオKO勝ち」としよう。
7月20日が楽しみである。

 


コメント(1)

  1. reporterより 

    KOは出来なかったがパッキャオの判定勝ち。しかしスプリットデシジョン。無敗でガルシアまで下したキースサーマンだから、40歳のパッキャオが勝ったのは奇跡のようなもの。パックマンすごいねえ。

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