2016年9月29日

アメリカよおまえもか!

『アメリカの大嘘を喝破する』昨日読んだ本の帯の文字である。
ジェイソン・モーガンという少壮気鋭の米国人歴史学者が、『アメリカはなぜ日本を見下すのか』(サブタイトル『間違いだらけの対日歴史観』)というタイトルの本を日本で出版している。1977年生まれだから40歳にもならない戦争当事者の孫世代。

アメリカ人の中にも日本びいきの人はいて、そしてごく少数だが『日本の歴史戦争』を支持する発言をしてくれる人もいる。テキサス親父やケント・ギルバート氏などだ。
だが今回初めて、アカデミックなエキスパートである歴史学者が、日本が直面している『歴史戦争』に参加したことはとてもうれしい。大いに勇気づけられる。

やはり歴史学者だなと思わせられるのは、アメリカ人が日本人を見下す理由の考察である。

英国からアメリカに移住してきた、いや、逃避してきた人々の宗派はピューリタンである。
カソリックの権威を嫌がった英国プロテスタントの中でもピューリタンは思想的に厳格・狭量である。
彼らの他者の意見を入れないその『絶対主義』がアメリカの非寛容を生みだし日本に苛烈な態度をとった。
交渉の体裁を取りながら、選択の余地のない要望を押し付け日本を太平洋戦争に追い込んだのである。
アメリカのもう一つの勢力がロシアの影響を受けた共産主義リベラリストであり、政権内で大きな影響力を持つ彼らが、アジアで共産主義と対立する日本を排除するために日本を戦争に追い込んだ。
さらに付け加えるなら、英国から逃げ出さざるを得なかったアメリカ人の『君主嫌い』も対日戦争を後押しした。

というのである。
わたしは様々な傍証から、
「太平洋戦争は、建国の情熱そのままに西部を開拓したアメリカがアジア特に中国に雄渾の歴史と文化の新大陸を夢見、その征服の障壁になる日本をインディアンと同じように排除するために起こした、人種差別を伴う蛮行である」
と思っていたのだが不十分だったようである。それに加えて、当時のアメリカはイデオロギーの問題も抱え得ていたということらしい。さすが歴史家であり興味深い内容である。


このイデオロギーの部分について著者はずいぶん手厳しい。
現在に至るまでアメリカの歴史学会は教条主義に凝り固まっており学術的と呼べる研究手法は全くとられていない。それに引き換え日本の歴史学者の研究態度は実証的で公正な判断を旨とし素晴らしいものだ、と褒めてくれるのだが日本の学識者のいい加減さを知っている身にはちょっと面映ゆい。
(彼の滞日年数は7年を超えその辺は熟知しているはずなのだが・・・・・)

これらのアメリカの特徴は、日本だけでなく他の国々に対しても同じような行動原理になるはずなので、「アメリカはなぜ日本を見下すのか?」という設問の根本的な回答にはならない。だが著者はさらに幅広くアメリカを、そして中国・韓国を分析している。アメリカ人の著者が描き出す『日本を見下すアメリカ』の姿は多くの示唆を含み随分と目を見開かされた。

本の感想はまだまだ多々あるが必要あるまい。

『アメリカはなぜ日本人を見下すのか?』
 是非一読をお勧めする。


アメリカは年老いたライオンなのかもしれない。
過去の間違いを改めて新しい道を切り開くには老いすぎたのかもしれない。

ひいき目に見過ぎているかもしれないが、
今の世界で物事を公平にみて且つ公正に判断できるのは日本だけのような気がする。

 

さて日本は先頭に立って
自由の旗を振るい世界を導いていけるだろうか?


どうやらそれが日本の宿命のような気がするのだが・・・・。
(共産党、りべラリスト野党、怯懦ジャーナリスト、有識者たちよ。少しの間黙っていてくれないか?)

 


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