女性熊本市議「女性だから」なんて言わないよ
昨年11月、「(育児と仕事の)両立に悩む多くの声を見える形にしたかった」と、生後7カ月の長男を連れて議場に入り、議事進行を遅らせたとして厳重注意を受けた熊本市議会の緒方夕佳市議(43)が、9月28日「のど飴をなめながらの質疑」で、不謹慎と批判が上がり議事進行が約8時間止まる騒動に。市議会は同日、緒方市議への懲罰動議を本人を除く全員の賛成で可決し、議会から退席させた。
これに対し緒方市議は「数日前から体調を崩しており、発言中にせきなどで迷惑を掛けないよう服用した。弁明の機会も与えられず、退席の懲罰は残念」。
どちらも元々大した問題ではないものを騒動にしたのはこの女性市議の不遜な言動にある。
自分の主張を通すために議会を止めるのは傲岸不遜、議員失格である。
「仕事と育児の両立?」が「子連れで議場入り」となるかどうか、多くの人は「別のやり方で両立はできるのではないか?」と考える。それを議論もせず、他の方法を模索もせず『ダメ』と言われている『子連れ議場入り』を強行するから問題になる。
「発言中に咳で迷惑を掛けないよう服用?」この言葉が本当なら、質疑に先立ちそのことを議場と質疑の相手に説明し了解を得る。この当然のことをせずに「議会で飴を咥えてしゃべる」から問題になる(まあ日本人ならふつうは飴玉吐き出してからしゃべるだろうけどね)。
ようするにどちらも「相手の立場を考えぬ独善的振る舞い」に、「礼儀知らず」「ルール無視」と糾弾されているだけの話。
社会人として振る舞えない『未熟な人間』という批判なのです。
「市民代表として住みやすい街をつくるために選ばれた市議が無用な軋轢を生みだしてどうするんだ!」という、まことに情けない行為。このような行為が民間の会社や組織で許されると思うなら、則『社会不適応症』としてつまはじきでしょう。これは男性・女性は関係ありません。
ただ、女性には申し訳ないが、不出来な男がいくらでもいるのを承知で言わせてもらうと、国会を含め『議員』となった女性に驚くほど非常識な言動が目立つようになった気がする。圧倒的に男性が多い『議員職』だから余計目立つのかもしれないが、それにしても率としては高い。これを『性差』というつもりはない。この問題は女性達が考えなくてはならない問題だと思う。
「男性中心社会だから」というのならあのセリーナ・ウィリアムズの狂乱も男のせいということだが、わたし達男は女性のあのような姿は見たくないし、それは男性選手に対しても同じである。
まあ証拠も何もない埒もない問題で、一年半も議会を空転させて平気な国会議員様の居る国だからねえ。上が上なら下も下かな。
たちの悪い石垣島の女性市議は選挙で排除された。有権者がどう判断するかでしょうね。