2018年5月12日

最高裁の怪人

先日テレビで、広島県の著名なアナウンサーが定年後に冤罪で逮捕された事件のドキュメンタリー番組が流れていた。最近フェイクばかりのTV界だから何が本当化はよく解らないのだが、最高裁まで上告が棄却された理由が

「防犯カメラに写っていない瞬間に封筒から金を盗んだ疑いは否定できない」

というものでは開いた口が塞がらない。
まあテレビだから誇張されている部分はあるだろうが、もしこんなのが理由になるなら全ての事件は有罪にできる。

今のメディアや野党などの左翼リベラルは、「疑われる方が疑いを晴らせ」という論理で政権を貶めようと躍起になっているのだから似たような人種なのだろう。

広島のアナウンサーはたまたま熱心な弁護士によって、「防犯カメラの映像に映っていない時間は1秒間で、その間に封筒からお金を抜き取ることはどうやって検証しても不可能」という主張によって冤罪が証明され晴れて無罪。

しかしこれはたまたまである。被告は極めてラッキーだった。
こんなに都合よく無罪が証明できるケースなどほとんどない。

 

最近の裁判官はみな似たような判断をするらしい。
『公然わいせつ罪などに問われた堺市の男(30)の上告審で、最高裁(小池裕裁判長)は、男を無罪とした2審・大阪高裁判決を破棄し、1審の懲役1年の実刑(大阪地裁堺支部)判決が確定した』 

この事件は、堺市内のマンションに侵入し1審で有罪となった男の、現場に残された体液が本人のものかどうかが争点となり、2審高裁では体液のDNA型の一部が男と一致しなかったため逆転無罪とした。
これに対し、最高裁では、
「DNA型の不一致は男の細胞の突然変異が原因で、体液は男のものだった」とした鑑定を「専門的知見に裏付けられ合理的だ」として「2審は判断を誤った」と指摘し有罪が確定した。 

内容がこれで全てなら、広島の事件と同じ「犯罪の可能性を否定できない」という冤罪裁判に見える。こんな判断で有罪にされてはたまったものではない。最高裁には有罪たる証拠を提示する義務がある。

最高裁が「DNA不一致となった原因の突然変異が、この事件の前後に生じた証拠」を提出しなければ、有罪たる根拠は何もない。


最高裁決定となるとどうしようもないのだろう。
この経緯が事実なら男性は1年の実刑を終えた後、司法・裁判官と争うべきである。
彼らの正体を暴く闘争をやるなら、何らかの形で応援をしたいと思う。


なぜいま日本中で、このような理不尽とも思える思考の錯誤がまかり通り始めたのだろう?
国会議員、メデイア関係者、司法関係者、教育関係者たちの良識の欠如の原因はどこにあるのか、みな気づいているだろう?
これら日本社会を混乱に陥れようとしている勢力がどこから来たのか皆知っているだろう?

日本人よ、メディアに操られてはならない。真実を語る勇気を持とう。力を合わせて日本を守ろう。


コメント(1)

  1. reporterより 

    イーロンマスクが真空のチューブの中を高速で移動する交通網『ハイパーループ』の実証実験を始めると発表。魔法使いではなく詐欺師だと気づかれそうになって、必死で新たな魔法をかけようとしているが、『ハイパーループ』は筋が悪すぎる。上り下りで二本いるし途中の分岐が出来ない。真空の維持と事故時の乗客の安全確保が極めて難しい。駅での乗降のむつかしさ。数え上げればきりがない。
    価格破壊をもくろんだロケットの回収・再利用方式に頑張ってきたが、結局有人ロケットには危険が大きすぎるとやっと気が付いたようだ。彼は有能なビジネスマンかもしれないが子供レベルの技術音痴。つまりホラ吹き実業家。その実体が暴かれるのは間もなくだろう。
    イーロン・マスクもあの裁判官たちに似てるんだよなあ・・・。

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