2017年6月16日

嘘はついてもいいがホントのことはしゃべっちゃダメ?

今回の加計学園騒動に片がつきそうで、あとはアホな事務次官の告発が『守秘義務違反』になるかどうかという議論になりつつあるのだがその議論がまことに面白い。
法律では

「嘘はついてもいいが本当のことはダメ」

というのだから世の中の常識とは天地がひっくり返っている。

最高裁の判例は、
『漏らした情報が形式的に秘密として扱われていただけでなく、実質的な秘密として保護するに値する場合でなければ罪は成立しない』
ということらしい。


となると「本物ならいざ知らず、保護する価値などありようはずもない虚偽の内容」はいくら公表しても『守秘義務違反』にはならないということになる。

まあそれも一理あるのだが、だからと言ってそこで終わりにしては理不尽だ。
それならそれで嘘の告発をした人間を裁く法律があるはずだ。
法律家ならそれも同時に書き加えるべきでしょう。

元事務次官たるものが事実を捻じ曲げて情報をリークし、野党・政治家がその事実関係を確認することもなく国会に持ち込み政権攻撃の材料にする。
やがてその事実関係がないと暴かれても、同じ手法で政権攻撃を繰り返し世論を煽り国会を空転させる。
このような行為がなんの御咎めもなくまかり通るなら、『日本国』は中国・韓国なみの三流国家と言わざるを得ない。

いつまでも国民をなめていたら次の選挙でまた痛い目に遭いますぞ!


コメント(2)

  1. reporterより 

    朝日や毎日が、『悪意の告発者』前川を守秘義務違反で処分せよという義家弘介文部科学副大臣に対し「告発への威嚇ともとれる発言。政と官の関係のゆがみの表れ」とキャンペーンを繰り広げている。

    ちゃんちゃらおかしいのは「告発の内容が事実かどうか」というもっとっも重要な議論を抜きにしているところ。実に低レベルマスコミらしいご都合主義ではたで見ていてもこの『おつむ具合』はお気の毒である。

    これからもお得意の『捏造』で日本を貶める気満々の野党にの本音。
    「嘘つきは泥棒の始まり」というが、これなら「マスコミは犯罪者の集まり」というのもありかも。

  2. reporterより 

    平成22年9月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖で、中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりする事件があった。当時の民主党の菅直人内閣は海保が即日公開する予定だった衝突映像を隠蔽(いんぺい)したため、海上保安官だった一色正春氏が義憤にかられ、映像をインターネットに流した。

    この時、朝日社説は
    「政府や国会の意思に反することであり、許されない」、毎日社説は「国家公務員が政権の方針と国会の判断に公然と異を唱えた『倒閣運動』でもある」と決め付けた。菅内閣の仙谷由人官房長官は「由々しき事件だ。徹底的に調べないといけない」と強調していた。

    朝日新聞はダブスタ、嘘つき、破廉恥!言論人として恥をしりなさい!

    http://www.sankei.com/politics/news/170617/plt1706170007-n1.html

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。
  • コメント欄に入力できる文字数は500文字までとなります。