ＦNNプライムオンラインで４名の総裁候補に質問する番組があった。
質問は以下の三つに「〇✕」で答えるという形式。

「発信力に自信はあるか？」
「総理になったら人事で世代交代を進めるか？」
「首相になったら閣僚の３割以上を女性にするか？」

「いずれも本質から程遠いつまらぬもので質問を考えたのはアシスタントかな？

だがこの他愛もない質問への回答で彼らの資質が浮き彫りになった。
視聴者も驚いただろうが番組制作者も頭を抱えたことだろう。

全ての質問に対し高市氏のみが✕で、残る３氏は全て〇。

最後に質問と言う形を止めて「女性議員枠は必要か？」という議題になったが、この時点では高市氏以外の候補者はそれまでの考えなしの回答に縛られ完全にノックアウト負け。

発信力について高市氏は「この４人の中ではツイッターで多数のフォロワーを持つ河野氏にはかなわない」と✕の理由上げ、その上で、
「総理になれば記者会見や国会では誠実に最後までお答えするし、丁寧な説明を心がける。発信力はあると思う。」と回答。

他の３氏は、いずれも言い換えれば「自信はある」というだけの話。
昔から日本人のメンタリティーは『謙遜』を持って良しとする。この時点で「なんか勝負ありだな」と思わせた。

その他の愚問いついては番組をご覧ください。
このような単純な質問で高市氏以外は、視聴者におもねりマスコミに忖度したのか、
まるで『左翼リベラル化！』と見まごうばかりの曖昧で人受けのいい言葉を並べ立てるだけ。

「人事は適材適所。派閥や年齢や性別と無関係」
「公職選挙法を見ても明らか。日本は男女同権・平等」
「女性の閣僚や議員の割合を増やすなどと決めることは法にもとるのでは」

この至極当たり前のことを言えるのが高市氏のみと言うことに驚いた。
他の方々は総理になりたくて政治を手段としてやっている。
高市氏は政策を実現するために政治家になり今総理を目指す。

政治家と呼べるのは高市氏のみ。
つまり総理になるべきは高市早苗さんです。

最後には高市氏以外は顔色無し。野田氏に至っては言うことがしどろもどろ。誠にお気の毒な状態に。
つまらない番組だからこそ浮き彫りにされた首相候補の本質という『怪我の功名』とでもいう放送でした。