2021年1月3日

目には目を!

トランプ大統領が実行した『国防権限法』への拒否権が上下両院の三分の二以上の投票で覆された。
内容についてはいろんな意見があるだろうが、大統領の権威が著しく低下した感は否めない。
なぜ議員を味方に付ける必要がある時点でトランプ氏は危うい橋を渡ったのだろう。

 

今回の米国大統領選挙は不審極まりないもの。さらにそれを指摘する声を全メディが一切に無視するという考えられない事態に国民も騒然としてる。そのさなか「1月6日に大統領選挙の不正を暴く証拠を大量に開示する」と言ってきた大統領側にとって、上下両院議員の三分の二が造反した現実は重すぎる。

 

トランプの勇み足で歴史の振り子が大きく揺れたかもしれない。
バイデンが大統領になっても彼の悪事が次々と暴かれ身動きは取れない。アメリカは弱体化する。
中国はそれを承知でバイデンを押したてた。つまり中国が覇権を握る可能性が十分に生まれたのだ。

 

ただ中国もまた大きな失敗をしている。
図に乗った中国は、自国政策への批判に恫喝を持って対応し、そのあまりに高圧的な態度に自由主義陣営は抑えきれない不信感を持った。
時代遅れの共産党独裁の優位性を叫び、欧米が長い時間を費やして築いた民主主義とモラルを踏みにじた。
ついに欧米諸国は中国の正体に気づき嫌悪感を隠そうとしなくなった。

 

とはいえ中国はすでに軍事・核大国である。軍隊をもってする戦争を起こせば人類の滅亡である。
それで中国は生物兵器を使って覇権国を追い落とそうと狂気に充ちた汚い戦争を始めた。
そして下手をすれば次期大統領の下でアメリカは中国に支配される最悪の事態になるかもしれない。

 

今思い浮かぶ言葉は
『目には目を歯には歯を』というハムラビ法典の一文だ。
中国がやるなら我々も同じことをやる。
欧州と日本が人類のために立ち上がれるかどうかだろう。

 

 


コメント(4)

  1. LENNONより 

    後は神頼みしか無いかな?見間違いかも知れんがバイでんの背後に死神が立ってたように見えたが?

  2. 爺さんより 

    村山総理大臣時に背後に貧乏神が立っていたように見えましたが、同じような雰囲気ですなぁ。

  3. reporterより 

    そうすると、菅総理と二階氏のコンビは疫病神タッグということですか。

  4. 爺さんより 

    いえそうではなく、疫病神と貧乏神のタッグです。

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