2019年9月19日

原発復活を冷静に議論しよう

 東日本大震災による『福島原発事故』は確かに恐ろしいものだった。決死の覚悟で免振棟に残って回復作業に努めた職員に心から敬意をささげる。特に唯一の犠牲者といってもいい吉田所長の奮闘には感涙を禁じ得ない。

 ところが、命を懸けて原発を守ろうとした彼らの努力をあざ笑うかのように、『原発廃止・撤去』というポピュリスト達が勢いづき、元首相まで参加するというバカっぷりをさらしている。

 

 

 小泉進次郎氏は、
「処理水の海洋放出は環境大臣が決断すべき」という松井大阪市長の発言にたいし、「市長の考えを聞いてみたい」と反発した上で、「軽々に所管外の者が発言することで、福島のみなさんを傷つけることはあってはならないと発言」。

 それに対し松井市長は「『所管外』という言葉で難しい問題をスルーするのは残念。正面から受け止めて議論してほしい」と改めて要望。小泉氏との面会は「会ってもいいが、ぼくは国会議員でもない。国会で議論すべきだと維新の議員団に伝えている」
(以上産経新聞ニュースより)

 

この文面を読むと、まるで大人と子供の対話。
やはり彼は軽薄なポピュリスト以上の存在ではない。

 

 

アメリカでは、地球温暖化対策の強化を訴えるため米国に滞在中のスウェーデンの少女、グレタ・トゥンベリさん(16)が18日、米下院委員会の公聴会で証言した。自身の意見の代わりとして、温暖化に警鐘を鳴らすため国連の科学者組織がまとめた報告書を提出。「科学者の声を聞き、科学に基づいて団結し行動してほしい」と呼び掛けた。
 同世代の米国の3人も公聴会に出席。ジェーミー・マーゴリンさん(17)は温室効果ガス削減について「できる努力をしないのは恥ずかしいことだ」と述べ、トランプ政権を批判した。(以上共同通信)

 

だそうですが、原発は電力の安定供給と地球温暖化の切り札のはず。
小泉氏は、東北大震災を克服した日本の原発技術のすばらしさを学ぶ必要があるんじゃないですか?

親父と同じでは政治家になる意味はないと思うが?
こんな調子では安倍総理の元で成長できるか疑わしいね。


コメント(1)

  1. LENNONより 

    小型で事故を起こしようの無い原発が既に開発され稼働しているらしい。福島の事故を起こした原発は古いタイプの物でアメリカのGE社のものだ。また、大都市圏の電力を地方が原発を受け入れ長距離を送電する方式を見直す時期が来ているのかも知れない。電気も本当なら地産地消が原則とするのが正しいのかも知れん。小型で事故が起きないのなら各都道府県に原発を作り稼働させればコストも削減可能かも知れんし電気のインフラに各家庭に蓄電池まで含めれば停電の無い社会が作れる可能性もある。また、発送電分離も課題の一つだし最も重要な事は企業に都合の良い制度では無く国民に停電の無いインフラ構築だ。

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