2018年10月1日

さすがのマハティール首相

//_マレーシアのマハティール首相(93)は28日、ニューヨークで、2003年以来15年ぶりに国連総会の演説に臨んだ。「15年前から世界は良い方向に変わっていない」と述べ、米中貿易摩擦やテロを例に挙げ、世界の現状に懸念を示した。
03年まで約22年にわたり首相を務めたマハティール氏は、「ナショナリズムやポピュリズム(の拡大で)、国際協調からの離脱が世界で広がっている」と指摘。「70年前に勝利した5か国が要求を押しつける権利はもうない」とも語り、米英仏露中が拒否権を持つ安全保障理事会の改革も訴えた。_// 

 

ありがたい言葉であり、マハティール氏の見識の高さを物語っている。だから第二次世界大戦後にできた『国際連合』は正確には『戦勝連合国』であり、日独はいまだに『敵国』という扱いである。
国連の『安全保障常任理事国』として拒否権を持つ国は『米英仏ロ中』の5か国で、その中に民主主義を踏みにじる覇権主義国が2か国も入っていることはこの組織の異常性を如実に示している。

世界有数の経済大国である日独が『敵国』として手足を縛られている以上、国連改革は、「先の対戦の本当の意味と真の加害者は誰か?」正確に歴史を認識しているマハティール氏のような賢者に委ねなければならない。

日本は積極的にマハティール氏を支援して、彼による東南アジア諸国の意見集約を進めることである。


コメント(4)

  1. 常識的な老婆より 

    マハティール首相は世界の首相の中でも文句ないトップクラスの方だと思います。
    マレーシアがここまでの国になったのも彼の功績によるものだし、中国からこれ以上の借金をしないと
    直接周近平に言ったのは素晴らしかったですし、国民からの支持率も高いようです。

  2. 匿名より 

    >7​0​年​前​に​勝​利​し​た​5​か​国​
    今の中国じゃないし、仏微妙

  3. reporterより 

    本当になんであの時今の中国(中華人民共和国)を入れたんでしょうね。まともに戦ってもいな出で内戦に勝利しただけなのになんで常任理事国?
    同族と見た共産ソ連の後押しと、お花畑『中國ラブ』のアメリカの無智でしょうかね。

  4. 常識的な老婆より 

    アメリカさんが自分だけが戦争したと言いたくなくて、戦争の罪を分散する目的で実体のない国まで連合国にしてしまったのでしょうね!
    日本も戦敗国だという理由で国連から脱退しても良いのではないでしょうか?。

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