2021年2月27日

ああ、小泉Jr・・・。

///_小泉進次郎環境相は26日の記者会見で、鶏卵業界で複数の鶏を収容したケージ(かご)を密集させる「バタリーケージ」という飼育方法を採用していることについて、所管する農林水産省と連携して改善に取り組む考えを示した。「バタリーケージ含め、アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から、連携が深められればと思う」と述べた。_///

あれは虐めてるわけじゃない。
確かそのような環境の方が鶏は餌をよく食べるからじゃなかったっけ?

セクシー小泉氏は環境大臣で『動物愛護』は環境省の管轄だからだというのだが、それにも異論は出るだろうが、その前に『動物愛護』と『アニマルウェルフェア(動物福祉)』は同じ概念だと思っていいのかな?

同じなら『動物愛護でいいじゃないか?セクシー大臣はわけのわからない外来語がよほどお好きなようだ。
『アニマルウェルフェア(動物福祉)』の意味を正確に教えてくれないかな。

【アニマルウェルフェア(Animal Welfare)】とは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざす畜産のあり方です。欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきました。
1960年代のイギリスでは、工業的な畜産のあり方を批判した、ルース・ハリソン氏の『アニマル・マシーン』が出版され、大きな関心を呼びました。イギリス政府が立ち上げた委員会は、「すべての家畜に、立つ、寝る、向きを変える、身繕いする、手足を伸ばす自由を」という基準を提唱します。こうした動きを受け、家畜の劣悪な飼育環境を改善させ、ウェルフェア(満たされて生きる状態)を確立するために、次の「5つの自由」が定められました。

1.空腹と渇きからの自由
2.不快からの自由
3.痛みや傷、病気からの自由
4.正常な行動を発現する自由
5.恐怖や苦悩からの自由
(アニマルウェルフェア畜産協会HPより)

つまりこれは人間が食べるために育てる動物(食材)に対する贖罪ということだろう。
野生動物をハンティングすることに大興奮する野蛮な民族がたどり着いた博愛精神ということらしい。

 

仏教徒である日本人にはそもそも無縁の世界の話。
西洋人は楽しむためにハンティングをすることに何のやましさも持たない。
それが彼等の宗教だから。
日本人は生きる糧として得られる全ての食材に感謝し『戴きます』という言葉を口にする。
これ以上のアニマルウェルフェアはあるまい。

「殺して食べるために育てる家畜により良き自由を」などというのは偽善の極みでしかないだろう。

 

小泉環境相はわけのわからない外来語を真似るより、このような日本文化を世界に向かって発信するべきではないですか?
遅ればせながらクジラに感謝して建てられた『クジラ塚』を外国人活動家に見せたら、捕鯨問題で日本を見る目が一変したそうですよ。


コメント(1)

  1. 正直爺さんより 

    「食わぬ殺生はするな」これが我が家の家訓です。
    食べない動物の狩猟や最近流行のキャッチアンドリリース(離された魚は弱ってほとんどが他の魚の餌食になるでしょう)は我が家の家訓に反するものです。
    それにつけても新玉ねぎが出回る頃の、釣ったばかりのアジの味が忘れられません。

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