溺れる者 藁をもつかむ、か?
韓国の現代(ヒュンダイ)自動車はあまりの販売不振に、2010年に乗用車部門が日本から撤退した。
そのヒュンダイが再び日本に進出するというのだが、何が起こっているのだろう?
///_現代自動車は日本再進出のデビュー舞台として、今年10月24日に東京で開かれる「東京モーターショー2019」に600平方メートル規模の単独ブースを設ける予定で、「Nexo」など世界初となる量産型の水素電気自動車(FCEV)や電気自動車(BEV)を中心に据える。車の販売時期はマーケティング効果が期待される東京五輪の日程を考慮し、早ければ年末か来年初めが有力視されているという。
現代自動車は2017年から日本のタスクフォース(TF)を運営して市場戦略を練ってきており、初期市場の看板車種として最終的に「エコカー」を選択したという。_///
と、さももっともらしいことを言ってますが、前回進出して全く相手にされなかった日本に進出する理由はそうではない。
米国市場では、現地人を雇ってトヨタ・ホンダのリコールを引き起こして日本車を貶め、安さで勝負して一時シェアを奪ったがもはや伸び悩みというより凋落傾向。数々の悪事と相まって『韓国』そのものが嫌悪され始めては、これから先販売増は見込めない。
だがそれよりさらに危機的な状況が中国で発生した。米中経済摩擦で中国経済に急ブレーキがかかったのだ。
大規模投資と系列の部品企業を引き連れて大々的に乗り込んだ中国市場では、2009年にはGM、VWに次いで3位のシェアを獲得したが、2017年は9位まで落ち込みシェアは半分以下の4%にまで落ち込んだ。そこに米中摩擦・中国経済低迷で2018年はさらにシェアを減らし、工場を止め生産台数を減らしているらしい。
つまりヒュンダイ自動車は、すでに四面楚歌で先の見えない調整局面にはいっており、今回の日本進出というのは、苦し紛れに最後の命綱として日本市場に縋りついたというのが現状だろう。
そんなヒュンダイだが、かつて何年かけても販売台数が増えず撤退した、「嫌韓日本で再起を図ろう」というその発想自体が、もうすでに『溺れる者藁をもつかむ』パニック状態。
ヒュンダイの日本再進出は、韓国自動車産業の崩壊を早めるだけではないでしょうか。他人事ながらとっても心配・・・・・。
もちろん日本人は喜んでそのお手伝いをします。
(崩壊のね。俗にいう「とどめを刺す」。うん、韓国では仕方ないね。)
『首吊りの足を引っ張る』はさすがにダメだなあ。反省。